1947-11-21 第1回国会 参議院 農林委員会 第33号 もう一つは、これはどなたかの質疑の際お話があつたと思いますが、この共済保險とか或いは補償制度ということだけに頼らず、あくまでも予防し得べき自然的災害は極力予防するという思想に立つて行かないと、日本のような脆弱な農業國におきましては、その都度災害から受ける被害によつて農業再生産が殆ど不可能に近いような場合がありますので、飽くまで可能である災害についての予防條件を強力に確立して行く。 羽生三七